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■さようなら 池のコイ~命の学び~



 本校の池には、地域の方から頂いた鯉がいて、子供たちはえさをあげたり、観察したりして可愛がっています。しかし、そのうちの1匹が3月に一度、動かなくなり、子供から死んでいると報告を受けました。早速見に行くと、餌も食べられないほど弱っている状態でした。しかし、何人もの子供たちが、小さい餌をあげてくれた結果、先週までは、痩せてはいたものの、他の鯉といっしょに泳ぐまでになりました。しかし先週また動かなくなり、翌日は腹を上にして浮いている状態になりました。心配していた何人かがヤマメの小さいえさをあげるなど面倒を見てくれ、何とか生きている状況までなりました。子供たちは前回のように奇跡の復活を期待しましたが、残念ながら先週末に死んでしまったようです。
 土曜日に学校に来ていた少年野球の方々がそれに気づき、何人かの子供たちに手伝ってもらいながらお墓に埋めてくださりました。その場に居合わせた子供たちは、大人たちの命を大切にする姿に大切なことを学んだことでしょう。今日は、鯉のことを心配していた子供たちにも安心してもらうため、お昼の放送で、全校児童にそのことを伝えました。

写真①…元気に泳ぐ色とりどりの池の鯉たち。
   ②…地域の方が作ってくださった鯉のお墓。
   ③…この日も校庭では、春をテーマに絵を描く子供たちの姿が見られました。


さようなら 池のコイ~命の学び~の写真さようなら 池のコイ~命の学び~の写真2さようなら 池のコイ~命の学び~の写真3


     


「2021/04/13up]













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